1992年に初代ランサーエボリューションが登場、ラリーやレースで鍛えた4WDの力強い走りで人気を集めましたが、世界的な環境規制の強化などに伴い、2007年10月発売の10世代目となる「エボX(テン)」を最後にその歴史に幕を閉じました。
最終的には2015年4月に受注を開始し、同年8月に1,000台限定で発売された「ファイナルエディション」(313ps/43.7kgm/429.8万円)が事実上、最後のランエボとなっています。
パワフルなエンジンと電子制御フルタイム4WDを武器に、卓越した走行性能を誇っていただけに、多くのモータースポーツファンから惜しまれての幕引きでした。
しかし読売新聞によると、6月23日(金)に開催された三菱自動車株主総会で、益子社長が「業績がV字回復した暁にはランエボの開発に再挑戦したい」と述べたそうです。