450ps/600Nmを誇る新型アウディRS5クーペの受注がスタート。価格は1257万円

トランスミッションはトルコン付の8 速ティプトロニックで、駆動方式はももちろん「quattro」フルタイム4WDシステム。450ps/600Nmの3.0L V6ツインターボとクワトロにより、0-100km/h加速は3.9 秒、最高速度は280km/hに達するそうです。

一方で、アウディ独自の燃焼方式で、アトキンソンサイクルの一種であるBサイクルエンジンは、「NEDC(新欧州ドライビングサイクル)」で100km走行あたり8.7L(11.5km/L)の低燃費を実現。

フロントサスペンションは先代からの改良型となる5リンク式となり、リヤはトラペゾイダルから5リンク式に変更されています。スポーティな走りと俊敏なハンドリングが得られているそうで、快適性も大幅に向上したそう。

さらに、「DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)」付スポーツサスペンションプラスや、状況に応じて走行特性を調整できる「アウディドライブセレクト」も標準装備されています。

外観では「quattro」のロゴが配された専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーなどを採用。

標準装備されるアウディお馴染みの「マトリクスLEDヘッドライト」はカラーベゼルを採用することで、他のグレードとの差別化が図られています。標準モデルに比べて全幅は15mm拡大しているというブリスターフェンダーも特徴です。

アウディらしい上質さに加えて、スポーティな内装では、ダイヤモンドステッチングが施されたファインナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウムレースアンスラサイトのデコラティブパネルを用意。

最新のインフォテイメントシステムも搭載されていて、12.3インチのTFTディスプレイに速度計や回転計だけでなく、ナビなどの多様な情報が表示される「アウディバーチャルコックピット」も標準装備されています。もちろん「アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)」をはじめ、多彩な最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載。

アウディRS5クーペの価格は1257万円で、ステアリング位置は左右ともに設定されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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