高いクロスカントリー性能はさすがランドローバー車【ランドローバー ディスカバリー試乗】

レンジローバーに迫るプレミアム感を獲得した新型ディスカバリーは、走りにおいても高い性能を披露してくれました。

ディスカバリーのエンジンは340馬力/450Nmのガソリン3リットルV6スーパーチャージャー、258馬力/600Nmのディーゼル3リットルV6ターボの2種です。

ガソリンエンジン車はエンジンがスッキリ回り、回転数が上がってから速度がついてくる印象ですが、ディーゼル車は低回転からグッと前に押し出されるような加速を示します。

エンジンの特性だけでなく、それを生かすギヤ比の違いがこの乗り味を生んでいます。筆者の好みはディーゼルエンジンでした。ディーゼルエンジンといっても気になるノイズやバイブレーションもなく快適です。


この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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