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バイクが好きなら読んでほしい!読書好きライダーがおススメする「バイクが登場する小説」5選

2017/06/16 14:33 by   バイク

せっかくの休日なのに雨でバイクに乗れない……そんな日は、バイクが登場する小説を読んでみてはいかがでしょうか?

なんて申し上げますと「雨降ってもバイク乗れよ!」っていうツッコミを受けそうですが……。

というわけで今回は、バイクに乗れない日でも旅先でもライダーなら気軽に読めるバイク小説を、読書好きの筆者が読んで「すげー面白かった!」と太鼓判を押せるものを5作品、紹介します。

1.千マイルブルース(幻冬舎文庫)作者:山田 深夜

これぞ「バイク旅」と言わざるを得ない、人とバイク旅が交差する物語を集めた短編集です。

短編集なのでそれぞれの話が独立していて、1話ごとをサラっと読めてしまうので、まとまった読書時間が取りにくい方にもおススメです。全体的に思わずニヤっとさせられるオチや、読み終わった後にスカっとする話が多いのも特徴です。

中でも私がイチオシなのは「百服茶」という話。キャンプをしながら祖母の家を目指す若者ライダーと、ベテランライダーの男たちのやり取りが、笑いと涙を誘ってくれます。

2.ロンツーは終わらない(徳間文庫)作者:山田 深夜

続きまして、著者は同じく山田 深夜 氏の長編作品。

ソロツーリングとキャンプが趣味の強面で頑固な中年ライダーと、「訳あり」な青年が、青森から東京を目指す「ロングツーリング」を繰り広げる物語。

「ロングツーリング」と言うのは名ばかりで、実際に描かれているのは「逃亡劇」です。

登場する人々の全員が個性的で、笑ってしまう場面、ハラハラする場面など一つの話の中で、ここまでバラエティに富んだバイク小説は、未だに読んだことがありません。

そして読み終わった後には、「あぁ、人生はロンツーなんだ」という大きな感動に包まれます。

3.夏美のホタル(角川文庫)作者:森沢 明夫

続きまして、2016年に実写映画化もされた小説。

写真家志望の大学生と彼女が出かけた里山で、夏休みの間を過ごす物語。文章からはとても暖かい世界観を感じられます。

バイク旅よりも、旅先での人と人との出会いが主に描かれているのですが、登場する人々みんなが、心が綺麗。

特に後半は涙無しには読めませんので、ツーリング先で読むのは危険です。

4.風と旅とオートバイ(アドレナライズ)作者:斎藤 純

タイトルからも「バイク旅」が感じられる、全12章の短編小説集。

前半は「絵」と「バイク旅」がキーワードになっているお話。後半は「バイク旅」に関わる人々を描いた、それぞれが独立した短編を楽しめます。

いい意味で「バイクの世界」を主張しすぎていないのが、この本の特徴です。そして「謎解き要素」が多いので、前半のラストでは「そうくるか!」と一本取られた気分になるのも特徴です。

文章内での風景の描き方は、まるで自分もツーリングをしているような不思議な感覚を味合わせてくれます。

5.ひとたびバイクに(講談社)作者:山田 深夜

ラストは、またまた山田 深夜 氏の短編集。

これはもう、読み終わったあとにはツーリングに出かけたくなること間違いなしです。それくらい、ライダーにとっては「そうだよね!」と共感できる話ばかりが描かれております。

山田 深夜 氏の作品は、無骨だけど人間味がある、不器用だけど優しさがある人々が多く登場するのですが、そこがまた共感できるのでしょう。個人的に、帯に書かれている「人生は不意打ちだ。」は、いつかさりげなく言ってみたいセリフNo.1です(笑)

というわけで筆者が読んで面白かったバイク小説5選をご紹介いたしました。みなさん早速、バイク小説を読んでみたくなったのではないでしょうか?

どの作品も「旅」と「人間」が前面に描かれ、バイクはその世界観を深める一つの道具として登場します。逆にそれが「バイク=人生の相棒」なんだよなぁ、と思わせてくれるのでしょう。

ライダーはもちろん、バイクに興味のある方もぜひ、読んでみてくださいね!

(ライター:張山 和希/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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