男性の場合、確固たる経営理念に加え、「先端技術の中でモノづくりができる環境」や「スキルの習得」など、自分自身の成長に繋がる、あるいは「世の中を変えてみたい」といった思いから選ばれる企業が多く、女性の場合は「働きやすい環境」や「子育て等に対する理解」が転職の際の大きな基準になっているようです。
トヨタの場合、昨年10月にインターブランドが発表した「世界ブランドランキング」でアジアブランド初の5位にランクインしており、さらに今年2月の「グローバル日本ブランドランキング」では9年連続1位にランクインするなど、日本発のグローバル企業として圧倒的な認知度を誇っています。
転職市場では求人数が増加するなど、かつてない活況が続いているそうで、求人のバリエーションや転職先の選択肢が広がるなか、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みが進んでいる企業への人気が高まっているようです。
そうした背景から、今回のランキングにも「働き方」への注目度が大きく反映されているようで、政府が掲げる「働き方改革」の影響も含め、働く時間や環境・場所への関心の高まりが窺えます。
(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)
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