やっぱりゴルフはすごい!クルマ好きを納得させる走りのまとまり感【ニュー・VWゴルフ公道試乗】

4年ぶりのマイナーチェンジで内外装をリフレッシュ、電子系装備を充実させた新型VWゴルフ。走りは従来どおりの納得のいくものでした。

試乗したモデルは1.4リットルエンジンを積む、最上級のTSIハイラインというグレードです。標準的なボディといえる5ドアハッチバックとバリアントと呼ばれるワゴンボディの2タイプに乗りました。

走りの第一印象は「ゴルフらしいスッキリしたもの」でした。

1.4リットルという排気量でありながら最高出力は140馬力、最大トルクは250Nmと十分なスペックを持っています。組み合わされるミッションはDSGと呼ばれるクラッチペダルレスの2ペダル・マニュアルミッションで、オートモードも備えています。

通常の走行ではオートモードで走ることになりますが、このフィーリングがじつに気持ちいいです。信号待ちからの普通の発進では、まるでCVTのようにスムーズで連続感のあるシフトアップをします。

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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