フォルクスワーゲン・ゴルフは世界中のCセグメントカーのベンチマーク(目標)と言われるほど、ベーシック中のベーシックとなるクルマです。
初代発売から40年以上を経過。世界累計販売台数は3300万台以上、日本だけでも85万台以上が販売されました。現在のモデルは7代目で、2012年に発売が開始され、今回、約4年ぶりにマイナーチェンジが行われました。
ゴルフにはいくつかのエンジンバリエーションがありますが、パフォーマンスアップが行われたのはスポーツ系となる2リットルモデルだけです。1.2リットル、1.4リットル、1.8リットルは、パフォーマンスアップは行われませんでした。
今回のマイナーチェンジでもっとも大きな変更点は、新しいデジタルインターフェイスの採用です。センターコンソールに装着される液晶モニターは、オーディオ用は6.5→8インチ、ナビ用は8→9.2インチとサイズアップ。
物理スイッチはなくなり、全面フラットなタッチスクリーンとなったほか、ナビ用はフォルクスワーゲンとしては初となるジェスチャーコントロール(非接触操作)機能も追加されました。また、メーターもオプションで液晶タイプのデジタルメータークラスターが選べるようになり、これを選ぶとスピードメーターとタコメーターの間にはナビ画面が表示されるようになりました。