ついに本物プロトタイプ出現!メルセデス・ベンツ Gクラス次期型は全てが新設計

メルセデスベンツのオフローダー、「Gクラス」(ゲレンデヴァーゲン)次期型が本物ボディで出現。そのプロトタイプを初めてカメラが捉えました。

近未来オフロード「エナーGフォース コンセプト」のように全く別のデザインが採用されると噂もされましたが、やはりその伝統デザインは継承されるようで、ボックス型キャビン、立ったAピラーは1979年登場以来不変のようです。

とはいえ、プラットフォームは次世代プラットフォームが採用され、全て新設計されます。

昨年から目撃されているミュールボディのGクラスと比較しても、トレッドは10cm拡大され、最新世代のヘッドライトを装備、ボンネットが低く、フェンダーもワイドになっていることがわかります。また、サイドミラーやホイールも次期型のものが装着されているようです。

見えない部分では、軽量素材を多数使用して約200kgの軽量化を図り、エレクトロメカニカルステアリングを採用。スムーズなギアシフトを可能にする「9G-TRONIC」と新開発サスペンションにより、乗心地を重視した設定になるといいます。

ワールドプレミアは早ければ2017年のフランクフルトモーターショー、遅れれば2018年3月以降となります。

次期型は、伝統を継承しつつこれまでで最も進化したGクラスを期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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