メルセデスベンツのオフローダー、「Gクラス」(ゲレンデヴァーゲン)次期型が本物ボディで出現。そのプロトタイプを初めてカメラが捉えました。
近未来オフロード「エナーGフォース コンセプト」のように全く別のデザインが採用されると噂もされましたが、やはりその伝統デザインは継承されるようで、ボックス型キャビン、立ったAピラーは1979年登場以来不変のようです。
とはいえ、プラットフォームは次世代プラットフォームが採用され、全て新設計されます。
昨年から目撃されているミュールボディのGクラスと比較しても、トレッドは10cm拡大され、最新世代のヘッドライトを装備、ボンネットが低く、フェンダーもワイドになっていることがわかります。また、サイドミラーやホイールも次期型のものが装着されているようです。
見えない部分では、軽量素材を多数使用して約200kgの軽量化を図り、エレクトロメカニカルステアリングを採用。スムーズなギアシフトを可能にする「9G-TRONIC」と新開発サスペンションにより、乗心地を重視した設定になるといいます。
ワールドプレミアは早ければ2017年のフランクフルトモーターショー、遅れれば2018年3月以降となります。
次期型は、伝統を継承しつつこれまでで最も進化したGクラスを期待できそうです。
(APOLLO)