さらに、Cピラーの「ブレード アイスシルバーM」がサイドビューの強烈なアクセントになっています(グレイシアホワイトの場合はマットチタングレー)。なお、このブレード型Cピラーは「1.0 TFSI Sport」と「1.4 TFSI cylinder on demand」に標準装備。
最近は、SUVであってもインパネをスポーティに仕上げる手法が定着しています。アウディQ2も例に漏れず、スタイリッシュで高い質感を抱かせます。
30代の若いデザイナーが日本のアウディQ2の発表会に来場した際、モチーフの「ポリゴン(多角形)」は、川の上流にある石(まだ角が取れていない四角い石)から由来する旨のスピーチをしましたが、アウディらしさが全体から漂うものの、ディテールからはこれまでにないこだわりが感じられ、「♯型破る」というコピーも頷ける内・外装になっている印象を受けます。
デザイナーと同じ30代に似合いそうなコンパクトSUVが299万円〜405万円(導入限定モデルは490万円〜)という価格で日本上陸となったのはかなりインパクト大といえそうです。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)