【動画】室屋選手のエアレーサーはこうして組み立てられる【レッドブルエアレース千葉2017】

間もなく開幕するエアレース。海外から参戦する選手は浦安の仮設飛行場で機体を組み立てを行いますが、室屋選手はベースの福島スカイパークで組み立てと最終メンテナンスを行い、浦安へフライインします。

最初の動画は福島スカイパークへ機体が届き、ハンガー(格納庫)へ搬入される貴重な映像です。

エンジンはともかく、機体にプロペラを付けたままで輸送するんですね。意外でした。

機体を下す際、後方を支えるのはたった一人。機体が軽い事が伝わってきます。

そして、いよいよハンガーでの組立てです。テクニシャン(エンジニア兼チーフメカニック)のベンジャミン・フリーラブさんを中心に、室屋選手本人を含めたスタッフで組み立てていきます。

サーキットでは少人数でも、ガレージでは沢山人間が働く車のモータスポーツよりコンパクトな感じですね。何となく70年代後半のF1サーカスの匂いがします。動画はタイムラプス動画となっています。

こうして組み上がった機体のテストフライトです。

ニューカラーは空に映えますね。なお、この塗装で機体が5kg程重くなったとのこと。

重量増は他部位の軽量化で対応したそうです。サンディエゴでのチューニングは主に冷却系を中心としており、見て判る様な外観の変更は僅かとのことです。

先週Indy500に優勝した佐藤琢磨選手に刺激を受けたという室屋選手。事前に立てた作戦を粛々とこなして勝ちに行きます。千葉の空にニューカラーリングの機体で凱旋します。

(川崎BASE movie:(c)Red Bull Japan)