トヨタ「ランドクルーザー」が米国の長期愛用車ランキングで1位に! 決め手は走破性と飽きの来ないデザインか?

そのほかにも「トヨタ・セコイア」が8.9年で5位、「アバロン」、「4ランナー」が 8.8年でそれぞれ7位にランクインしています。

 

ランクインした10台をカテゴリー別に分類すると、SUVが5台、セダンが1台(アバロン)、スポーツカーが4台(ボクスター、SLK、コルベット、TT)となっており、やはり米国では、セダンよりもオフロードに強いSUVやデザインコンシャスなスポーツカーの愛用年数が長いようです。

 

維持年数で1位になった「ランドクルーザー」は、オフロードにおける走破性に加え、各種機能や装備が充実していることから満足度が高い模様。また4台のスポーツカーについては、新車から年数を経ても、外観が古く見えないことが背景に有るようです。

また、TOP10にランクインした各車の傾向として、いずれも奇をてらった部分が無く、飽きのこない魅力的なエクステリア・デザインであることが判ります。

逆に言えば、新車を購入する際、新しさのみに目を奪われず、機能や装備は勿論、「デザイン耐久性」の高いモデルを如何にして見極めるかが、結果的に一台のクルマを長く愛用することに繋がるのかもしれません。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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トヨタ ランドクルーザー
http://toyota.jp/landcruiser/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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