史上初の満点!日産セレナが、JNCAPの「予防安全性能評価」で最高評価を獲得

平成23年度から導入された「衝突安全性能評価」は総合的な衝突安全性能を評価するもので、「乗員保護性能評価(100点満点)」、「歩行者保護性能評価(100点満点)」、「座席ベルトの非着用警報装置(シートベルトリマインダー)評価(8点満点)」の合計評価点数が「☆(ワンスター)から☆☆☆☆☆(ファイブスター)」で公表。

日産セレナは、208満点中175.8点を獲得し、最高評価の「ファイブスター賞」を得ています。なお、「衝突安全性能評価」で最も高い得点を得たのがスバル・インプレッサおよびスバルXVで199.7点。セレナと同じミニバンでは、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアが178.4点、ホンダ・フリードが177.2点となっています。

日産セレナは、「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」、車も人も検知する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱警報)」、「高強度安全ボディ(ゾーンボディ)」、「歩行者傷害軽減ボディ」、6つの「SRSエアバッグシステム」などが装備されていて、これらが最高評価獲得に貢献。

さらに、クルマがステアリングを操作して駐車をサポートする「インテリジェントパーキングアシスト」、車内の状況や天候などに影響されずいつでもクリアな後方視界が得られる「インテリジェントルームミラー」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」、「進入禁止標識検知」などの機能も用意されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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