電動スーパーチャージャーは、ターボチャージャーの排気側にモーターを配したものといえますが、その逆にコンプレッサー側にモーターを置いたようなパーツも展示されていました。
こちらは開発中のターボジェネレーター。排気エネルギーを利用して発電しようというもので、電動化が進む自動車において、よりトータルでのエネルギー効率をアップさせようという試み。熱電発電素子ではなく、発電ターボといえる構造で、ここでもターボチャージャーでのノウハウを活かしているのがHKSらしいところではないでしょうか。
(写真と文 山本晋也)