まず目を引く狭幅化により、走行時の空気抵抗も低減。さらに、タイヤ進行方向に長い接地形状、専用パターンやコンパウンドを組み合わせることで、ウエットや乾燥路での高いグリップ性能も確保されます。一方の特徴であるタイヤの大径化。これにより、接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わるタイヤの転がり抵抗を低減することが可能だそう。
空気抵抗、タイヤの転がり抵抗という「燃費向上の壁」を超えるべく生み出された「ologic」。BMW i3以外にも採用が拡大されるのか、またさらなるアイディアが具現化される新機軸のタイヤが生まれるのか注目です。
(塚田勝弘)