ゴルフ7.5の見所は「アクティブ インフォディスプレイ」と呼ばれる12.3インチのデジタルメータークラスター、車載ディスプレイの「コンポジション メディア」も6.5インチから8インチ、純正ナビの「ディスカバー プロ」も8インチから9.2インチに拡大され、VW初のジェスチャーコントロールが採用されています。
さらに、同乗者がラジオやナビの目的地検索を手持ちのスマホでできるアプリ「フォルクスワーゲン メディア コントロール」も5月29日から配信されるそうです。
安全面では、コンパクトクラスでは初となる「トラフィックアシスト」を搭載し、渋滞時の追従が可能。こちらはアダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシストの機能を活用した技術。アクセル、ブレーキだけでなく、ステアリング操作でもドライバーをサポートします。さらに、プリクラッシュシステムには歩行者検知の「フロントアシスト」も追加することで安全性が引き上げられています。
外観は、前後バンパーのリフレッシュ、鋭さを増したLEDヘッドライト、リヤもLED化されているだけでなく、ウインカーが流れるように点滅するダイナミックインジケーターをフォルクスワーゲンで初採用。
エンジンはスポーツ系モデルの出力が向上され、ゴルフGTIが10psアップの230ps、ゴルフRは30ps向上となる310psに達しています。
車載システムのデジタル化、安全装備のアップデート、スポーツモデルの動力性能向上などの柱を軸に、新色のターメリックイエローメタリック(有償色)、ホワイトシルバーメタリック、アトランティックブルーメタリック、ピーコックグリーンメタリックなども加えてリフレッシュ。来るゴルフ8までの間もCセグメントのベンチマークであり続けられるか注目です。
(塚田勝弘)