新型トヨタ・カムリ「日本仕様」が初公開。発売は2017年夏!?

トヨタは新型カムリの開発にあたり、「TNGA」手法によりエンジン・トランスミッション・ハイブリッドシステムを一新。走行性能と環境性能の両立を目すとともに、エモーショナルで美しいスタイルや、意のままの走りを実現しています。

フレームには、低重心化、ボディ・フロアの剛性強化を図った「GA-Kプラットフォーム」を採用。エンジンのマウント位置見直しのほか、リヤに新サスペンションを導入するなど、クルマのパッケージ全体を一新することで、操縦安定性や乗り心地を向上。

プリウスに採用した小型・軽量・低損失化技術を継承、2.5L用のトヨタハイブリッドシステム (THSⅡ)を一新。高燃焼効率・高出力エンジンと組み合わせることで、優れた動力性能と低燃費を両立しています。

エンジンのポテンシャルを最大限引き出すために、構造や構成を全面的に見直した直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン「Dynamic Force Engine」を初搭載。

高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを抑制することで熱効率40%/41%を達成。

また、TNGAにより全面刷新された新型トランスミッション「Direct Shift-8AT」を採用。多段化、ロックアップ領域の拡大により、ドライバーの意のままに反応する走りを実現しています。

このように、トヨタが世界に向けて投入する「新型カムリ」には、同社の最新技術が余すところ無く注ぎ込まれていると言っても過言ではありません。

デザイン・走行性能にいっそう磨きをかけて今年8月の発売が予想される新型カムリの登場が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

【関連リンク】

新型カムリ
http://toyota.jp/camry/new_camry/

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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