トヨタが多機能トイレの情報提供サービスを「TCスマホナビ」で開始

同サービスは、車いす利用者など身体の不自由な方にも、クルマでもっと快適かつスムーズに移動してもらうのを目的に、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、ハイウェイオアシスをはじめ、道の駅や市役所、博物館や美術館、ウェルキャブステーション(福祉車両の「ウェルキャブ」を体感できるトヨタの販売店店舗)などを対象に「多機能トイレ」の位置情報(約19,000件)が提供されるサービスです。

多機能トイレの位置が分かるだけでなく、自車位置付近にある対象施設の位置情報をスマホの画面に表示し、対象施設までの最適なルート案内にも対応。さらに、対象施設におけるバリアフリー対応駐車場の有無や、「多機能トイレ」の入口段差の有無、手すりの位置や形状などの詳細情報が提供される対象施設もあります。

トヨタでは、2015年5月~2017年3月までの約2年間、東海3県(愛知・岐阜・三重)で、「T-Connect」および「Lexus G-Linkナビゲーション」向け専用アプリ「APPs(アップス)」のラインアップとして、アプリ「多機能トイレナビ」を設定し、サービスを提供してきた実績があるそう。

今回、「多機能トイレ」情報を網羅する地域を全国にまで拡げるとともに、誰もがスマホで無料サービスを利用できるように使い勝手を向上。同社では今後もユーザーのカーライフやモビリティライフを支援するツールとして、「TCスマホナビ」のサービスをさらに充実させるとしています。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

iPhone用
https://itunes.apple.com/jp/app/id1154773775?mt=8

Android用
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.toyota_ms.TcSpNavi

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる