ヤマト運輸の「当日配送」撤退はアマゾンの既定戦略か?

今年4月7日、「クロネコ宅急便」を手掛けるヤマト運輸が、インターネット通販大手amazonの当日配送サービスから撤退する意向を固めたとの報道が新聞やTVニュースで取り上げられ、注目を集めました。

そうした動きを裏付けるように、ヤマト運輸は4月28日、「2017年度デリバリー事業の構造改革について」と題したニュースリリースを発表。

その中で同社は「想定を上回る宅急便取扱数量の増加や労働需給の逼迫により、事業の持続的成長を図っていくことが困難になったため、デリバリー事業における構造改革を決定した」と説明しています。

具体的には配達時間帯の見直しや再配達の削減に向けた取り組みなどによる社員の労働環境改善・整備に加え、宅急便の基本運賃改定を予定しているそうです。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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