大盛況で幕を閉じた「モーターファンフェスタ」。会場となった富士スピードウェイには、国内外の様々なメーカーが集いました。
レース中、各チームの拠点となり緊張感溢れるピットガレージはいつもと少し違う雰囲気に。
各自動車メーカーがイチオシのクルマをガレージに展示していたのですが、アウディブースにはAudi R8 V10 plusと新型Audi TT RSが飾られていました。また、クルマの近くには机とイスまで用意しており、まるで移動式ディーラーのよう!
ゼネラルモーターズ・ジャパンに展示されていたシボレーのコルベットは大人気で、乗車するのに列ができていました。皆さん、運転席に座っておもいおもいに写真を撮り、とっても楽しそう! なかなか乗る機会がない憧れのクルマに座れるだけでも幸せですよね。
しかーし、ここで座って終わるだけじゃないのがモーターファンフェスタなんです!
人気者のコルベットは、GENROQ読者を対象とした同乗走行イベントにも登場。見るだけでなく、実際に乗ってそのクルマの良さを知ることができるのも、モーターファンフェスタならではです。
マツダブースに展示されていたマツダ初の乗用車R360クーペのリアウインドウにはカーテンがついていて、小さなお部屋みたいでとっても可愛い! 見た瞬間、一目惚れしちゃいました。
ブース内にはR360クーペの誕生秘話が解説されているパネルもありました。
このクルマのデザインは、日本の戦後の工業デザインをけん引したデザイナーのひとりである小杉次郎さんが手掛けたもので、ヘッドライト周囲の凹み付けは、自らの工業デザイン全般において機能上自然な「凹部」が許容される際に好んで用いた定型的モチーフの一種なのだとか。小杉さんはこれを「うれしいかたち」と称していたのだそうですよ。
そしてマツダブースでは、マツダデザインを忠実に再現する金型磨きを匠指導のもと、キーホルダー作りとして体験できるという「モノづくり体験」も実施していました。参加者の皆さんの表情は、超真剣! 素敵な思い出になったのはないでしょうか。