■ホンダ・フィット
燃料タンクをフロントシート下に設置するセンタータンクレイアウトを採用した優れたパッケージングにより、コンパクトカーながら多彩なシートアレンジが可能となっているのが、ホンダ・フィット。
現行型となる3代目ホンダ・フィットは2013年9月に登場しました。2015年9月にフロントグリルの形状が変更されていますが、これまで大きな改良が行われていないので、そろそろ大きなマイナーチェンジを行うかもしれません。
搭載するエンジンは1.3L直4DOHCと1.5L直4直噴DOHC、そして1.5L直4アトキンソンDOHCエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの3種類です。JC08モード燃費はハイブリッド車のFF車が36.4km/L、4WD車が29.0km/Lを実現。また1.3Lガソリン車が26.0km/L、1.5Lガソリン車が21.8km/Lと高い実力を備えています。
グレードは1.3L車とハイブリッドがベーシックなG、プラズマクラスター付きオートエアコンを装備するG・Fパッケージ。LEDヘッドライト、クルーズコントロールなどを装備するG・Lパッケージ。そしてエアロパーツと15インチアルミホイールを装着するG・Sパッケージの4タイプ。そして上質さが特徴の1.5XL。スポーティなRSとなっています。車両本体価格は129万9800円〜222万1000円です。
■スズキ・スイフト
4代目となる現行型スズキ・スイフトは2016年12月に登場したばかりで、国産コンパクトカーの中で最もフレッシュなモデルです。
スズキ・スイフトはクルマの骨格であるプラットフォームに、新設計の「ハーテクト」を採用。軽量化と高剛性化を両立し、国産コンパクトカーの中で車両重量が軽いのが特徴です。
搭載するパワートレインは1.2L直4DOHCをはじめ1L直3DOHCターボ、そして1.2L直4DOHCエンジンとISGと呼ばれるモーター機能付発電機を採用したマイルドハイブリッドの2種類を設定。組み合わされるミッションはエンジンによって5MT、6AT、CVTがそれぞれ組み合わされます。
安全装備は単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートを搭載しています。車両本体価格は134万3520円〜194万1840円です。
(萩原文博)