翌23日に開催の第5戦。こちらもグリッドは7番手。
ポイント獲得のためにはひとつ以上のポジションアップが必要ですが、第5戦では中々前に追いつけません。
前走のライバルを追い詰める決め手にはかけるものの後続の接近を許すわけでもなく、ベストを尽くしての走行を重ねていきます。
そして7番手でのゴール。しかし4位だった坪井翔選手がペナルティーにより30秒加算の9位となったことで正式順位は6位となり、2戦連続でポイント獲得となった三浦愛選手。
このポイント獲得で三浦愛選手は、鈴鹿ラウンド終了時のシリーズランキングに8位として名を連ねることになりました。
バトルでは一歩も引かずに果敢に戦い、そして粘り強さも併せ持つ三浦愛選手。女性としてだけではなく、今年はドライバーとして大いに注目していきたい選手になりました。今後のF3でどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
次戦の全日本F3選手権は5月12~14日に富士スピードウェイで開催されます。
(写真・文:松永和浩)