20周目フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン)が前を走るジョリオン・パーマー選手(ルノー)とマーカス・エリクソン選手(ザウバー)をコーナーでオーバーテイク! 11位に浮上します。アロンソ選手の想いが伝わってくる渾身のオーバーテイクには胸が熱くなりました。
しかし、24周目今度はストレートでパーマー選手とダニール・クビアト選手(トロロッソ)に抜かれ13位に順位を落としてしまいます。アロンソ選手は「あいつらは300m後方にいたのに、どうして僕のことをオーバーテイクしているんだ!人生の中でこれほどパワーのないレースをしたことはないよ!」とチームに訴えます。
それでもコーナーで何度もオーバーテイクをしかけ、懸命に走っていたアロンソ選手でしたが55周目スローダウン。無念のリタイアとなってしまったのです……。
チームメイトのストフェル・バンドーン選手はパワーユニットのトラブルで決勝にさえ出る事ができず、散々な結果となってしまったマクラーレン・ホンダ。一日でも早いトラブル解決を期待するしかありません。