スバルブースではドライバートークショーが行われていました。トークショーに登場したのはスーパーGT300ドライバーの井口卓人選手と山内輝選手、そしてラリードライバーの新井敏弘選手と勝田範彦選手。
ドライバーを一目見ようと、ステージの周りはたくさんのファンの方で溢れかえっていましたよ。それにしても、ドライバーとの距離が近い! トークショーに参加された方、最高の思い出になったのではないでしょうか。
様々なブースがありましたが、特に面白かったのがホンダブース。なんと、ここではドライバーやライダーになりきれちゃうんです!! 昨年のF1マシン(MP4-31)の下には疑似サーキットが! タイヤ跡まであり本格的です。
実物のトライアルバイクにまたがれば、そびえ立つ岩の上を舞い、土の急斜面を駆けあがるトライアルライダーに変身です。 しかもこのバイク、前後に傾くので高難易度といわれるテクニック、前輪を持ち上げるウィリーと、後輪を高く跳ね上げるジャックナイフまで体験できちゃうんです! かなり急な角度で傾くバイクを見て、ライダーの凄さを改めて実感しました。
他にも、NSXコックピット体験やF1で使用しているタイヤを実際に持って重さや感触を確かめたりと、貴重な体験がたくさんできました。
そして会場で一番目立っていたであろう、ヒノブースの日野レンジャーダカールラリー参戦車。デモ走行も行ったのですが、想像以上の速さにびっくり! 特設サーキットを走る姿は、まるで恐竜のようでした。
日産ブースには、2008年スーパーGTチャンピオンマシンのNISSAN GT-R SUPER GT 2008や、1964年5月3日の第2回日本グランプリ「GT-Ⅱレース」での必勝を期してプリンス自工が制作したスペシャルマシン、PRINCE SKYLINE GTなども展示されていましたよ。
モータースポーツのイベントって、サーキットでやることがほとんど。サーキットまではクルマがないと行けないし遠くて時間もかかるなぁ……と気軽には参加できないですよね。でも、毎年お台場で開催されるモータースポーツジャパンは電車でもクルマでもOK!
また、観光やショッピングなどでたくさんの人が集まるお台場で「おっ!何かやってる!入場無料だし覗いてみよう!」と誰でも気軽に参加でき、しかもプロドライバーやライダーのパフォーマンスを目の前で見ることができちゃう、他のイベントとは一味違う魅力的なイベントでした。
今年の来場者は2日間で121,664人(公式ホームページより)! このイベントを通してクルマやモータースポーツに興味を持つ人が増えたら嬉しいなと思いました。
(yuri)