見て、乗って、なりきって!? 誰でも気軽に参加できるのが魅力的!【モータースポーツジャパン2017フェスティバル・イン・お台場】

スバルブースではドライバートークショーが行われていました。トークショーに登場したのはスーパーGT300ドライバーの井口卓人選手と山内輝選手、そしてラリードライバーの新井敏弘選手と勝田範彦選手。

ドライバーを一目見ようと、ステージの周りはたくさんのファンの方で溢れかえっていましたよ。それにしても、ドライバーとの距離が近い! トークショーに参加された方、最高の思い出になったのではないでしょうか。

様々なブースがありましたが、特に面白かったのがホンダブース。なんと、ここではドライバーやライダーになりきれちゃうんです!! 昨年のF1マシン(MP4-31)の下には疑似サーキットが! タイヤ跡まであり本格的です。

実物のトライアルバイクにまたがれば、そびえ立つ岩の上を舞い、土の急斜面を駆けあがるトライアルライダーに変身です。 しかもこのバイク、前後に傾くので高難易度といわれるテクニック、前輪を持ち上げるウィリーと、後輪を高く跳ね上げるジャックナイフまで体験できちゃうんです! かなり急な角度で傾くバイクを見て、ライダーの凄さを改めて実感しました。

他にも、NSXコックピット体験やF1で使用しているタイヤを実際に持って重さや感触を確かめたりと、貴重な体験がたくさんできました。

そして会場で一番目立っていたであろう、ヒノブースの日野レンジャーダカールラリー参戦車。デモ走行も行ったのですが、想像以上の速さにびっくり! 特設サーキットを走る姿は、まるで恐竜のようでした。

 

日産ブースには、2008年スーパーGTチャンピオンマシンのNISSAN GT-R SUPER GT 2008や、1964年5月3日の第2回日本グランプリ「GT-Ⅱレース」での必勝を期してプリンス自工が制作したスペシャルマシン、PRINCE SKYLINE GTなども展示されていましたよ。

モータースポーツのイベントって、サーキットでやることがほとんど。サーキットまではクルマがないと行けないし遠くて時間もかかるなぁ……と気軽には参加できないですよね。でも、毎年お台場で開催されるモータースポーツジャパンは電車でもクルマでもOK!

また、観光やショッピングなどでたくさんの人が集まるお台場で「おっ!何かやってる!入場無料だし覗いてみよう!」と誰でも気軽に参加でき、しかもプロドライバーやライダーのパフォーマンスを目の前で見ることができちゃう、他のイベントとは一味違う魅力的なイベントでした。

今年の来場者は2日間で121,664人(公式ホームページより)! このイベントを通してクルマやモータースポーツに興味を持つ人が増えたら嬉しいなと思いました。

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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