スーパーカーの新しいベンチマークはV12! ランボルギーニ・アヴェンタドールSが価格4490万4433円で販売開始

アヴェンタドールSは、カウンタックのオリジナルモデルを彷彿させるリアホイールのアーチラインをはじめとしたサイドデザインは大きく変わっていませんが、フロントとリアのエクステリアデザインは空力性能を向上させるため、大きく変更されています。

フロントはより攻撃的になったノーズと長さを増したフロントスプリッターがポイントで、リアは大型化されたブラックのディフューザーが特徴です。デザインを一新したことで、従来のアヴェンタドールに比べて、ダウンフォースはフロントで130%、ウィングが最適位置にある状態では高ダウンフォースでの全体効率が50%増加、抵抗力での全体効率が400%以上も増加しています。

シリンダー休止システムが搭載されている6.5LV12DOHCエンジンは最高出力740ps、最大トルク690Nmにパワーアップされ、最高速度350km/h以上。0-100km/h加速2.9秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

アヴェンタドールSは最高のドライバビリティ、乗り心地およびパフォーマンスを目指して、新四輪ステアリングシステムをランボルギーニの生産車として初採用しました。新システムは横方向の制御を向上させたことで、低速および中速時での俊敏性が高まるとともに、高速時の安定性が増しています。

装着するタイヤは新たに特別開発されたピレリP Zero。サイズはフロントが255/30ZR20、リアが355/25ZR21となっています。ブレーキシステムはカーボンセラミック製のブレーキを標準装備し、ブレーキ性能が向上しています。

新TFTデジタルダッシュボードの採用。そしてアップルカープレイも標準装備されエンターテイメント性が高まったアヴェンタドールS。気になる車両本体価格は4490万4433円となっています。

(萩原文博)

 

 

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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