一方500は300とは打って変わって割りとスポーティーな味付け。さすがに300ほど軽くはありませんでしたが、ちょうどいいくらいの重厚感。
安定感というところで見れば500は強烈でした。
しかも回すとスッゴイ速い!レブルにタコメーターはついてませんが、自分の感覚だけで何処らへんまで回せばいいのかわかるバイクです。
ちょっと気持ちよさそうな道で回すと、回転数関係なくどこからでも綺麗に吹け上がっていきます。
ブレーキもしっかり効くし、乗っていて不安要素が見つかりませんでした。
これは500でも300でも共通に言えることなんですが、ポジションがすごく楽なんですよね。この体勢の椅子があってもいいくらい笑。
変に突っ張らなくても乗れるし、お尻が痛くなることもない。腕を上げすぎてる感じもしないし、自然な姿勢でしっとりとした走りができます。
全体的にかなり完成されていたバイクでした!
300、500共にとても好感触だったレブル。ほんとに乗る人を選ばないバイクなので、教習所出たての方はすごくぴったりだと思います。多分教習所のバイクと比較すると乗りやすすぎてびっくりすると思いますよ。
敢えてちょっとだけ感じた不安要素を挙げるとすれば、高速道路で100km/hで巡航したときのフィーリング。100km/h位だと6速で中回転〜高回転を使うのですが、巡航は少し疲れるかもしれません。
吹け上がりが気持ちいのでしばらくは楽しいんですが、ずっとこの状態で東京から名古屋まで行け、と言われるとちょっと厳しいかも。
80〜90km/h弱くらいは気持ちよく巡航できるので行きは100km/hで楽しみながら巡航、疲れた帰りはちょっとスピードを抑えてゆっくり帰る、みたいな走り方がいいと思います。
その点優れているのはやっぱり500の方でした。
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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