ドミンゴは1994年9月、11年振りにフルモデルチェンジを行い2代目へとスイッチします。2代目ドミンゴも初代同様に軽自動車のサンバーディアスをベースとしています。
搭載されるエンジンは1.2L直3SOHCのままですが、燃料噴射装置が電子制御のEMPiとなり最高出力が61psまで向上。懸案だったミッションも5速MTに加えて、ECVTを追加しました。駆動方式はRRとフルタイム4WDの2種類で、キャンピングカー仕様のアラジンを設定するなどバリエーションを追加しました。
しかし、小型の1BOXカーがセミキャブオーバーへと移行。さらにスバルの軽自動車が4気筒エンジンを搭載している中でドミンゴは直3エンジンを搭載するなど、時代に取り残された感があり、初代ほどセールスは伸びませんでした。
(萩原文博)