インプレッサに続き、次世代スバル第二弾として新型 SUBARU XVがフルモデルチェンジするスバル。SGP=Subaru Global Platformの採用が注目されています。
SGPはスバルの次世代プラットフォームとして様々なモデルに使用できるよう開発されたシャシー。インプレッサのような乗用車からXVをはじめ今後登場するであろうフォレスターやアウトバックといったSUVにも対応しています。
もちろん時代が求める環境性能を備える電動化も見据え、バッテリーやモーターの搭載までも考えて設計されています。SGPはすでに新型インプレッサに採用され、高いレベルの操縦安定性や静粛性などがクラスを超えた走りとして注目されています。もちろん衝突安全性能も高い次元で進化しており、これまで安全性能をなにより優先してきたスバルのクルマに一層磨きがかかっています。
安全性能では対歩行者用エアバッグの標準装備が国産車初としてインプレッサに採用されましたが、もちろん新型SUBARU XVにも採用。アイサイトの装備と併せて乗員以外への衝突時の被害も軽減する最新装備です。
アイサイトについては、現在緊急時に衝突回避をするための自動ブレーキ「プリクラッシュブレーキ機能」が相対速度50km/h、運転時のドライバーへの疲労を軽減する「アクティブレーンキープ」をはじめとした操舵支援機能などを有した「アイサイト(ver.3)」が多くのスバル車に標準装備となっていますが、ver.3初採用となったレヴォーグのものと比べ、新型インプレッサでは同じアイサイトver.3でありながら、「全車速追従機能クルーズコントロール機能」では追従時の加速を任意の4段階から選択できる機能を追加しています。
また、非追従時のクルーズコントロールの設定速度を30km/hから設定できるように進化(従来は40km/hから)しており、常に進化を続けるスバルらしい部分といえます。