国土交通省が推進する「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け、日産自動車(以下日産)と横浜市が共同で2013年10月から2年間に渡って実施した、社会実験「チョイモビ ヨコハマ」。
日産では、高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動、少人数乗車の使用実態に着目し、この社会実験に同社の「日産ニューモビリティコンセプト」を導入して、超小型EVの効率的な利用形態を模索しています。
そうしたなか、同社は3月17日に横浜市と共同で、より地域に密着した超小型モビリティ利活用の推進と持続可能な事業モデルを目指し、出発したステーションに車両を返却する「ラウンドトリップ型カーシェアリング」として「チョイモビ ヨコハマ」を新たに再スタートさせました。
横浜市内に特化した観光ガイドツアー(4/1~)や、地元企業への長期貸し出しなども行うそうで、同市の環境未来都市推進課によると、多くの人に「チョイモビ」をカーシェアリングで体験してもらい、横浜の観光地を巡って楽しんで欲しいとしています。