下巻でも新キャラがたくさん出てきます!
中でも大きく出てきたのはベスパに乗る「アンジュ」。なぞめいた感じがとても魅力的なキャラです。
ほかにも先程紹介したRZの少年や、グラスホッパーに乗る旅ライダーなど、見ていて飽きないキャラばかりです!
RZの少年がバイク屋の店長「ボス」に勝負を挑みに言った時のセリフ「今しか見られないものがある」。ボスのセリフは毎回深い感じなんですが、RZの少年が自分とかぶっていることもあってこのセリフは思わずグッときてしまいました…。こういう部分でもバイクを教えてくれる漫画です。
下巻ラストでは甘酸っぱいバイク青春ストーリー「はじめてのタンデム」や、笑いあり涙ありの「極楽ライダー」など短篇集も含まれています。以前紹介した「グッバイエバーグリーン」も一話収録されています。
色々とご紹介しましたがこの漫画について個人的に一番伝えたいことは「バイクに乗る前の人にも読んで欲しい」ということ。
もちろん既にバイクに乗っていて、僕のようなバイクを愛してやまない人が読んでも面白いんですが、バイクをまだあまり知らない人が読んでも面白いし、バイクのイメージがより具体的に見えてくると思います。
是非恋ヶ窪ワークスを読みながら「バイク買ったらあれやってみよう!…いやこれもいいな!」と妄想を膨らませてみてください。MotoBeおすすめの作品です!
書名:恋ヶ窪★ワークス 下
著者:せきはん(大森しんや)
発行:アース・スターエンターテイメント
発売:泰文堂(東京)
判型・価格:B6判272ページ・700円+税
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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