スズキ・ソリオに代表されるハイト系コンパクトカーには、ダイハツ・トール(トヨタ・ルーミー/タンク、スバル・ジャスティ)というライバルが加わり、さらにコンパクトミニバン系であるトヨタ・シエンタ、ホンダ・フリードなどコンパクトカーでも背の高いモデルが増えています。
また、軽自動車でもダイハツ・タントやスズキ・スペーシアなどのハイト系が人気を集めていて、コンパクトカーと軽自動車の背高化はスペースを稼ぐ手法として定番化しています。
横浜ゴムが3月22日から発売した「BluEarth RV-02CK(ブルーアース・アールブイ・ゼロツー・シーケー)」は、コンパクトカーと軽自動車のハイト系モデルの専用タイヤ。
こうしたスペース効率に優れるハイト系モデルは、車高が高くなり、重量も増えることになりますが、しっかりした走りを支えるタイヤに対してニーズが高くなっているそうです。
「BluEarth RV-02CK」は、こうしたニーズに対応するため「低燃費で雨に強い」をコンセプトに掲げています。こうしたクルマで起こりがちな「ふらつきと偏摩耗の抑制」に加えて、「優れた静粛性」を発揮するミニバン専用タイヤ「BluEarth RV02(ブルーアース・アールブイ・ゼロツー)」をベースに開発され、パターンデザインの最適化などを実施。
なお、「BluEarth RV-02」は、3月23日に発売されたクロスオーバーSUV向け新サイズを含め全35サイズの商品となり、Lクラスミニバンからハイト系軽自動車までを幅広くカバーすることになります。
(塚田勝弘)