ロードスターRFはMTで乗るべきか? ATを選ぶべきか? モナコに似合うのはどっちだ!?

ロードスターRFには6MTと6AT、2種のトランスミッションが用意されています。これはソフトトップのロードスターも同じです。MTに乗るべきか? ATに乗るべきか? これはクルマ選びの永遠のテーマとも言えるでしょう。

まず、免許がAT限定ならば、これはATを選ぶ以外に方法がありません。乗れないクルマを買っても仕方ないですからね。問題はAT限定のない方です。AT限定がない方はどちらのミッションにも乗る事ができます。さて、ではどちらでしょう。少し考えていきましょう。

 

ロードスターのMTモデルは1.5リットルエンジンを積むソフトトップも、2リットルエンジンを積むRFも同じギヤ比のトランスミッションを使っています。エンジンのトルクが異なるのでそれぞれのミッションで細かい部分に差はあるようですが、ギヤ比は同一です。つまりどちらも速度によるエンジン回転数の差はなく、100km/hでのエンジン回転数は2500回転程度となっています。

対してATモデルは変速比は同じなのですが、最終減速比が異なるため100km/h時のエンジン回転数も異なります。1.5リットルモデルの100km/h時のエンジン回転数は2100回転程度ですが、2リットルでは1750回転とグッと回転数が低くなります。RFはそのパッケージングですでに快適性を確保していますが、それにも増してエンジン回転数が低めで走れるという部分で快適性が増しています。

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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