いまや当たり前になりつつある衝突被害・軽減ブレーキを日本で切り拓いたXC60。新型XC60の安全面での注目は、自動ブレーキだけでは事故を回避できないと判断すると自動的に操舵する「ステア・アシスト」が「シティ・セーフティ」に追加された点。こちらは50〜100km/hの速度域で作動します。
さらに、BLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)により、後方から迫る車両と車線を監視し、車線変更時などに衝突のリスクがあると判断すると「ステア・アシスト」が作動するリスクヘッジも用意されています。
もちろん、新型S90/V90などに搭載されている部分自動運転技術もXC60に搭載されていて、最新のドライバーエイド機能も充実。
パワートレーンは、407psのプラグインハイブリッドの「T8」をトップに、190psのディーゼル「D4」、235psのディーゼルの「D5」、ガソリンは254psの「T5」、ターボとスーパーチャージャーを搭載する「T6」は320psを誇ります。日本導入時期はまだ先でしょうが、今年の4月中旬からスウェーデンで生産が開始されます。
(塚田勝弘)