自動操舵で衝突回避支援をする装備を世界初搭載!! レクサスLS500hを世界初披露【ジュネーブモーターショー2017】

ドライバビリティの面でも新しいレクサスの世界観を披露してくれそうです。ドライバーの操作や車両のGから走行状態を判断し、変速を制御することによって、ハイブリッドらしいモーター駆動による応答性の良さを最大限に引き出し、ダイナミックなドライビングテイストを得たとしています。

日本の匠の技を活かしたインテリアも見どころ。上部を水平基調としたインパネは、広がり感のある構成で、下部は厚みのあるソフトなコンソールアームレストにより、心地よい安心感を演出。上下で異なる空間構成とすることで、広がり感と安心感を両立した空間とされています。

また、運転席にはドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しながら、長時間座っていても快適であることを目指し、骨盤や大腿部、背中から肩、脇にかけて最適なサポート位置をきめ細かく設定できるシート設計となっています。さらに、エアブラダ(空気袋)により背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能も用意。

ホテルの高級ラウンジのような後席は、人を包み込む連続性のある空間を目指し、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながっています。また、シートにはタッチパネルでヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワーシートが採用され、クラストップレベルの足元空間による圧倒的な広さを獲得。

安全面では、最先端の予防安全パッケージが初搭載されています。車両への追突、対歩行者、走路逸脱、交差点(出会い頭衝突)といった深刻な事故につながる4つの事故形態がカバーされます。

さらに、危険な状態に近づく前の「注意喚起」の段階でのドライバーへの情報提供から、衝突回避における自動操舵を利用した「操舵回避」を含めた、事故防止を支援する新機能が搭載されているそう。自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティは世界初採用となる見込みだそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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