「レンジローバー・ヴェラール」の上下に位置する2台、上位の「レンジローバー・スポーツ」は、その名のとおりスポーティな内外装と「レンジローバー・ヴォーグ」に迫る高い質感を備えたモデル。下位のレンジローバー・イヴォークは、クーペ、コンバーチブルを設定し、パーソナル感を抱かせるモデルになっています。
ファミリーユーザーをカバーする「レンジローバー・ヴェラール」が同ブランドの4車種目として加われば、「レンジローバー」ブランドの強化になることは間違いなく、期待が高まります。
デザインも注目です。ランドローバーのチーフ・デザイン・オフィサーであるジェリー・マクガバン氏は「ヴェラールを前衛的(アバンギャルド)なレンジローバーと位置付けています。Glamour(魅惑)、Modernity(近代的)、Elegance(優雅さ)という新しい要素を同ブランドにもたらします」とコメント。イヴォークで仕掛けたデザイン革命をさらにヴェラールで推し進めるかも注目です。
(塚田勝弘)