約2000時間掛けてレストアしたランボルギーニ・350GTがお披露目

ランボルギーニ・ポロストリコは、2015年春にオープンしたランボルギーニのクラシックカーをレストアする部門です。

これまでランボルギーニ・ポロストリコは、ミウラ、LM002、カウンタックをフルレストアしてきましたが、4番目に修復されたランボルギーニ350GTがパリで開催された国際クラッシクカー展示会・レトロモービル2017でお披露目されました。

ランボルギーニ350GTは1964年のジュネーブモーターショーで発表され、ランボルギーニブランドが世界市場デビューを飾った記念すべきモデルです。アルミ製のボディに搭載するエンジンはアルミ合金を使用した3.5L12気筒で、最高出力270psを発生します。

今回レストアされたランボルギーニ350GTはシャシー番号が0121で、アウトモビリ・ランボルギーニが最初に製造した15台の中の1台という貴重なクルマです。車体と内装のレストアに1150時間、さらに機械系・電気系のチェックに780時間を要して、350GTは本来の輝きを取り戻しています

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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