自動車部品各社が、新型「マツダCX-5」向けの部品供給を発表しています。タイヤ大手 ブリヂストンは、運転席、助手席、及び後部座席の座面部分のクッション用シートパッドを納入すると発表しました。
ブリヂストンでは、タイヤのほかにポリウレタンフォームなどの高機能素材を自動車内装品向けに供給しており、同社の樹脂加工技術をもとにポリウレタンフォームをベースとした製品「エバーライト」を生産・販売しています。
エバーライトシリーズの用途は幅広く、クッション用シートパッドなどの自動車内装品に使用されています。
今回の 新型「マツダCX-5」向けシートパッドのウレタンフォームは、ブリヂストンの新開発による独自の配合により、座面の表層部を柔らかくし、ソフトな座り心地を追求しています。
また、ウレタンフォームを構成する樹脂の減衰性と骨格構造を最適化することにより、走行時の不快に感じる振動を吸収するように開発されました。
これらの技術を活用したブリヂストン製のシートパッドは、新型「マツダCX-5」のソフトな座り心地と、より快適な乗り心地に貢献しています。
(文:山内 博・画像:ブリヂストン、写真:中里 慎一郎)