ポルシェ・カイエン次期型が、厳冬のスカンジナビアに姿を見せました。
一見、これまでよりカモフラージュが軽く見えますが、実はフェイク。フロントエアインテークやデイタイムランニングライト、ヘッドライトなどは全てダミーパーツがはめられています。
とはいえ、露わになっているルーフラインが現行モデルより伸びやかに、そしてルーフエンドが丸みを帯びていることが確認できます。
次期型はフォルクスワーゲン・グループの「MLB」プラットフォームを使用し、アウディ「Q7」を始め、VW「トゥアレグ」次期型やランボルギーニ「ウルス」と兄弟モデルとなります。
新プラットフォームにより、エアロダイナミクスを始め燃費やパフォーマンスが向上するほか、車重が約20%軽減され、剛性アップが図られます。
エクステリアのポイントは、新型「パナメーラ」のフロントエアインテーク・デザイン、「マカン」のクラムシェルフードとラップアラウンドテールライトとのこと。また、室内も「パナメーラ」新型からインスピレーションを得たものとなりそうで、タッチスクリーンのインターフェイスはシンプルになると思われます。
パワートレインは、現行ラインナップがブラッシュアップされるほか、直列4気筒や完全エレクトリックモデルの投入も噂され、ワールドプレミアは2017年と発表されています。
(APOLLO)