日本で売れている「国産ブランドの輸入車」、その正体とは?

トヨタの輸入車、2016年の内訳は乗用車が1,267台、貨物車(商用車)が14,610台となっています。乗用車のメインとなっているのはイギリスで生産され、正規導入されているワゴン「アベンシス」です。

そして、年間1.5万台近く売れている貨物車はバン、トラックを用意する「タウンエース」と「ライトエース」です。

タウンエース、ライトエースとしては4代目となるこのモデル、生産国はインドネシアで、現地ではダイハツ・ブランドとして売られているクルマだったりします。FRレイアウトで5速MT、4速ATが設定されているのは商用車的、キャンピングカーのベースとしても見かけるモデルです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる