2017年は新型プリウスPHV以降も「電動車」が続々登場!

3月16日にはレクサス「LFA」の後継モデルともいえるFRスポーツクーペ、レクサス「LC」が発売される予定で、「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載した「LC500h」が1ヶ月遅れの4月頃に登場するようです。

さらに今夏には、新開発TNGA 2.5Lエンジンにハイブリッドシステムを組合わせた新型「カムリ」が国内発売される予定で、同車には後にPHVモデルも用意される模様。

一方、トヨタと提携関係にあるスバルが3月7日に開幕するジュネーブモーターショー17で新型インプレッサ「XV」をワールドプレミアするそうで、3月9日からは国内でも先行受注が開始されます。

縦置きボクサーエンジンに新型プリウスのハイブリッドシステムとAWDを組み合わせたHV仕様がラインナップされており、その後PHV仕様も設定される流れのようです。

また日産からは、ノートでお馴染みの発電専用エンジンを搭載、モーターで走るハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載した新型「ジューク」が11月頃に登場する模様。

さらにレクサスからはC-HRのレクサス版ともいえる新型コンパクトクロスオーバーSUV「UX」が年内に発売される模様で、HVモデルも用意されているようです。

このように、各社がモーターを搭載した電動車を投入する背景には、米カリフォルニア州のゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)規制において、クルマの販売数の一定比率を排出ガスを出さないZEV車にする必要があることも影響しています。

今後はHVからPHVへの移行を経て、さらにバッテリーとモーターのみで走行する「EV」や、水素で発電してモーターで走行する燃料電池車「FCV」へと移行していくことになります。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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