開発責任者の愛車は「入社以来乗り続ける」初代ロードスター。新型ロードスターRFは「カッコ良さ・開放感・動作の美しさ」で勝負!

■RFの技術は、デザインを引き立てる特筆ものの仕上がり

ただ過去の追加モデルを振り返ってみても、デザイン力でブレークスルーを試みて成功した例はさほど多くはありません。デザインを大きく変えようとしても、ベース車の骨格に依存せざるを得ないため、どうしても違和感が残ってしまうからです。

その点ND型ロードスターRFは、ベース車の産みの親であるチーフデザイナーがまさに開発責任者その人!  ベースの持ち味を活かしながらキャノピーを融合させて、エレガントなファストバック・スタイルを創造することに成功したのです。

5225

ちなみにマツダでは鼓動デザインを展開して以来、技術陣が「デザイナーが描く造形を何としても実現させる!」という意識を強く持つようになったとのこと。RFのメカ技術とデザインの仕上がりは、見る人が見れば驚きを隠せない程の完成度だそうです。

初代ロードスターをこよなく愛する開発責任者が、精魂込めてデザインしたND型ロードスターRF。実車の運転席に座ってルーフを開閉するだけでも、きっとワクワク笑顔が浮かんでくると思いますヨ。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第546弾新型ロードスターRFのすべて (より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=9341