■1Lミニバン市場にトール「8兄弟」が参入
国内市場はスライドドアを備えたミニバンが大人気で、軽自動車から高級車まで様々なサイズやカテゴリーが揃っています。当然どのカテゴリーでも激戦状態にも関わらず、唯一1L級の普通車規格だけが、スズキ・ソリオとOEM供給の三菱・デリカD:2による独占市場になっていました。
そこに参入してきたのが、軽自動車で宿敵のライバルとなっているダイハツ。新ブランドの「トール」と「トールカスタム」を投入してきました。
加えてOEM戦略も強力で、親会社であるトヨタのトヨタ店とカローラ店向けには「ルーミー」と「ルーミーカスタム」、またトヨペット店とネッツ店向けに「タンク」と「タンクカスタム」を供給。さらにトヨタと資本関係にあるスバルにも、懐かしのブランド「ジャステイ」と「ジャステイカスタム」を供給し、全部で8ブランドという兄弟編成となっています