本邦初公開のグローバルラリークロス・マシン!580馬力のスバルWRX STIが国内でテスト

いかにもアメリカらしいモータースポーツとしてメキメキと注目を集めているカテゴリーが「レッドブル・グローバルラリークロス」。

ハイパワーエンジンを搭載した4WDマシンが舗装とダートの混ざったコースで、飛んだり跳ねたり、抜きつ抜かれるのレースを繰り広げるという、レースとラリーのイイトコドリをしたような新しいモータースポーツなのです。

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グローバルラリークロス(GRC)のトップカテゴリーとなる「スーパーカー」クラスに参戦しているマニュファクチャラー(自動車メーカー)は、フォルクスワーゲン(ザ・ビートル)、フォード(フィエスタST)、ホンダ(シビック)、スバル(WRX STI)の4社。ここで記した順番は、2016年のランキングに則ったもので、ダートに強いイメージのあるスバルは残念ながら最下位に甘んじています。

そのスバル、2016年には日本のトップドライバーである新井敏弘選手をGRCにスポット参戦させるなど日本サイドの関わりも強くなっています。そして、2017年にはGRCマシンのエンジンをSTIが開発することになりました。

そのスタートといえるテストが埼玉県のミニサーキット「本庄サーキット」にて行なわれるという情報を耳にして、その現場に行ってきたのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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