トータル性能アップ!ダンロップの低燃費タイヤ「ル・マン」シリーズの15代目が登場

住友ゴム工業から新タイヤの「LE MANS V(ル・マン ファイブ)」の登場です。

ダンロップのル・マンシリーズとして15代目となる新タイヤの特徴は、タイヤの振動を吸収する新技術『SHINOBIテクノロジー』と、ル・マンシリーズではおなじみの『サイレンコア(特殊吸音スポンジ)』を搭載していることです。これらにより、乗り心地と静粛性という快適性能を両面でレベルアップしているといいます。

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具体的には、突起乗り越し時の入力を10.0%低減、ロードノイズを36.9%低減、パターンノイズを34.2%低減していると発表されています。(従来モデル「ル・マン4」との比較)

新技術『SHINOBIテクノロジー』とは、目線がブレることなく静かに走る忍者をイメージした技術群で、タイヤ側面のサイドウォール形状を改善することによる衝撃吸収や、トレッドパターンのブロック数を増やすことによる衝撃の分散などが技術ポイントとして挙げられています。

低燃費性能を示す転がり抵抗については、ラベリング制度における「AA」を達成。ラインナップは14インチから20インチまでの全61サイズ。2017年2月から順次発売、いずれもオープン価格となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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