エングルービングの手法は、サーフェイサーを塗った部分に手作業で彫刻を施し、またその上にサーフェイサーを重ね塗り。これの繰り返しにより立体的な模様をボディに表現することができるそうです。
実際の作業風景は会場で映像にて紹介されていましたが、まさに芸術作品を制作する芸術家の領域! 思わずその手の動きに見入ってしまいました。
製作にはなんと4か月も費やし、海外のSEMAショーでも公開され、現地でも注目のモデルとなっていたそうです。今回、東京オートサロン2017で日本初公開となったWRXですが、その美しいボディに来場者の目も釘付けになっていました。
ボディに目が行きがちなWRXですが、張り出したオーバーフェンダーや新作のフロントバンパーなどコラゾンが得意とするエアロパーツもふんだんに装着されており、スバルファンやWRXオーナーにはパーツ単品でも注目の仕様でした。
(井元 貴幸)