一方、アクアベースの「AQUA TGR Concept」は、「G’s AQUA」の流れを汲むコンセプトモデル。ハイブリッド仕様ということもありパワートレーンの変更は無いようですが、ボディの剛性アップやサスペンションのチューニングが施されているようです。
フロントマスクは「G’s AQUA」から大幅にレーシーに変更されており、前から見ると「Vitz TGR Concept」とそっくりで、一瞬見分けがつかないほど。
識別ポイントは、バンパー両サイドの開口部上辺に設けられた加飾モールがクローム調となっている点で、上級モデルの証といえます。
トヨタはモータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え・人を鍛える「もっといいクルマづくり」を実践しており、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや世界耐久選手権(WEC)レースに加え、様々なラリー競技にも参戦しています。
そこで得た技術や知見をG’sシリーズなどの市販車に活かしており、今回の2台の「TGRコンセプト」もそうした開発経緯を経ているようです。
両モデルは、年内に発売される可能性もあり、今後の情報が大いに待たれます。
(TEXT/PHOTO: Avanti Yasunori)
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