ゴルフ・トゥーランに渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」が搭載

パサートにも搭載されている渋滞時追従支援システムの「Traffic Assist」は、起動速度が30km/h以上で、作動速度は0~60km/h。停止状態から一度30km/hを超えれば設定できます。

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ドライバーがあらかじめ設定した先行車との間隔と車速を自動で保ちながら、走行レーンも同時に維持するようサポートする機能で、0〜60km/h内、つまり街中や渋滞時の高速道路などで作動するアダプティブクルーズコントロール(ACC)であり、レーンキープ機能も加わることで半自動運転が可能になります。

00010157さらに、全車速追従式のACCやレーンキープアシストシステム(Lane Assist)により、中・高速度域の車間・車線維持にも対応していますから、全速度域において半自動運転が可能です。作動条件はドライバーが両手でステアリングを握り、ハンドル操作をすること。

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以前パサートで試した際には、道路の黄色の線を認識しないことがありましたが、先行車への追従、レーンキープともに高精度で、ドライバーをサポートしてくれました。

00010154_sTSI Highline(379万9000円)とTSI R-Line(397万4000円)は同装備が追加されても車両価格は据え置きで、TSI Comfortlineのセーフティパッケージの価格も変更ありません。

なお、TSI Comfortlineには「アップグレードパッケージ(TSI Comfortline専用オプション)」に、新たに「クロームパッケージ(サイドウィンドウ)」と「シルバールーフレール」が追加され、エクステリアの質感向上が図られています。アップグレードパッケージの価格は20万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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