中部国際空港(セントレア)での見学の後は、富士重工業の航空機宇宙カンパニー 半田工場見学会に訪れました。
セントレアも立ち入り禁止区域での見学でしたが、半田工場も富士重工業の社員(もちろん関係者をのぞく)であっても、そうそう立ち入ることができないとのことです。
2017年4月1日から社名をSUBARUに変更する富士重工業には、自動車事業などのほかに、航空宇宙事業を展開していて、同社の売上高でみると全体の約5%を占めています。
この数字は一見少ないように感じますが、日本の航空機産業と自動車産業を比べると、前者はその3%しかことを考えると、決して低い数字ではありません。
また、世界の航空旅客もジェット旅客機の需要も今後伸びていく予測があるそうで、SUBARUにとって航空機宇宙事業は今後さらに重要な地位を占めるのは間違いないでしょう。
さらに、自動車生産工程をそのまま活用するわけではない、という前提がつきますが、自動車産業の手法を応用したコスト低減、調達管理なども採り入れられているそうです。