日産がノートで約30年ぶりに新車販売ランキング1位獲得!! 30年前の車種は?

軽自動車を含めた2016年11月の新車販売ランキングで日産ノートが初めてナンバー1に輝きました。同月の販売台数は1万5784台を記録。今回の新型ノートは、フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジであり、しかも軽自動車を抑えての快挙!! その牽引役はもちろん100%電動駆動車でシリーズハイブリッドの「e-POWER」です。

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しかし、意外にも日産が車名別販売ランキングで1位を獲得するのは、約30年(30年2カ月)前の86年9月のサニー以来のこと。この頃のサニーはカローラと熾烈な販売競争を繰り広げている時代です。いまのノートのライバルはアクアやプリウスなどのハイブリッドモデル。そこで電動駆動車両のe-POWERを看板としたノートが1位を獲得したのは時代の流れを感じさせます。

ただ、現行ノートは、サニーの後継的役割を担っていたティーダ(沖縄の方言で太陽を意味する)の後継的モデルであり(上級のメダリスト)、サニーの系譜を受け継ぐノートが30年ぶりに1位に輝いたことになります。

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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