イタリア、ミラノで開催された「ドゥカティ・ワールド・プレミア 2017」にて、ドゥカティ 2017年モデルのラインナップがたくさん登場しました。
今回は「メイド・イン・ドゥカティ」と語られる象徴的モデル「Monster(モンスター)」シリーズから「Monster 1200」と「Monster 797」をご紹介いたします。
2017年モデルの「Monster 1200」は、新しいデザインや装備を搭載しながらも、モンスターの本質を追求しています。
新しくなったシェイプ、シルエット、燃料タンク、そしてヘッドライト。
これらは、1993年に登場した初代モデルのラインを忠実に再現した、とのこと。
ネイキッドバイクながらも独特の存在感を持つMonster 1200は、バイクに詳しい人はもちろんですが、それほど詳しくない人にとっても憧れの1台になりそうです。
Monster 1200にはハイパフォーマンスな「Sバージョン」も設定されます。
流麗な曲線を描くタンク、完全にデザインが見直されたスポーティなテール、最先端のテクノロジーを採用したヘッドライト。
細部にわたって最新のテクノロジーを投入されつつも、どこかイタリアンバイクらしい「色気」が感じられますね。
スポーティでコンパクト、シンプルでありながら、非常にスタイリッシュな「Monster 797」。
「1200の弟分?」と思われがちの1台ですが、約800ccの立派な大排気量車なので、圧倒的なパワーを秘めています。
Monster1200と同様に、どこか90年代のバイクをも想起させるデザインながらも存在感はバッチリ。
燃料タンクやフレーム、空冷 Lツイン・エンジン、ヘッドライトなど、車体の隅々まで、ドゥカティの最先端テクノロジーが採用されています。
ドゥカティの入門的モデルでありながらも、やはりモンスター。日本の公道を走る分には有り余るパワーと、所有欲を満たしてくれそうなバイク。
まさに「モンスターのオーラ」を備えている1台です。
2017年モデルの「Monster 1200」も「Monster 797」も、カッコ良すぎでしょう。イタリア的な「情熱」を感じさせる最新のテクノロジーを投入されつつも、やはりイタリア的な「色気」を感じさせる。まさにこれは「大人のバイク」と呼べる1台。
個人的に、若い女性ライダーが「Monster 797」を颯爽と駆って現れたら、間違いなく目で追う自信があります。まして「Monster 1200」を駆って現れたら、もう、どうなるか、わかりません……(笑)
(ライター:張山 和希/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
【関連記事】
夜ツーにピッタリ!都会に佇むアメリカンダイナー「CLUB XIPHIAS」
こいつは一体何なんだ?!水陸両用のスーパーバイク「BISKI」